ゴーゴー・ペンギン
ゴーゴー・ペンギン(Go Go Penguin)は、英国マンチェスター出身のジャズ・トリオ。2015年、メンバー全員が20代にも関わらず、あの名門ジャズレーベル、ブルーノート(Blue Note)と契約しメジャー・デビューを飾った。メンバーは、クリス・アイリングワース(Piano)、ロブ・ターナー(Drum)、ニック・ブラッカ(Bass)。
メンバー
クリス・アイリングワース(Piano)
ロブ・ターナー(Drum)
ニック・ブラッカ(Bass)
アコースティックでダンス・ミュージックを奏でる
ゴーゴー・ペンギンはクラシカルなトリオ・ジャズという構成ながら、その音楽ジャンルはロバート・グラスパー(Robert Glasper)などに代表される“フューチャー・ジャズ”と一般的にカテゴライズされています。というのも、彼ら本人、および彼らのジャズは、ドラムンベース、エレクトロニカ、ダブステップ、IDMなどといったダンス・ミュージック要素の影響を受けている、というのが大きな特徴です。その例がリズム・セクション。”ピアノ、ベース、ドラムという3つのアコースティック楽器のみで、ダンスミュージックのビートを奏でている”のが、ゴーゴー・ペンギンの音楽の最大の特徴であり、魅力といえます。
バンド3枚目のアルバム『マン・メイド・オブジェクト』
2016年にリリースされた『Man Made Object』は、ゴーゴー・ペンギンの3作目にあたるスタジオアルバム。トラック総数は全10曲。個人的には、やはりリード・トラックである「All Res」がオススメです。イントロのスリリングなピアノから、終始シリアスなメロディーが、ジャズとしては新鮮でした。
曲目リスト
- All Res
- Unspeakable World
- Branches Break
- Weird Cat
- Quiet Mind
- Smarra
- Initiate
- GBFISYSIH
- Surrender To Mountain
- Protest