ウルグアイ出身でアメリカや南米を拠点に活躍するキーボード奏者 Hugo Fattoruso (ウーゴ・ファトルーソ)の2004年の作品。80年代〜90年代はグループの1キーボード奏者としての活動ですが、近年のリリースでは彼の演奏にフォーカスが当てられたシンプルで良質なソロ作品が楽しめます。
ぼくももちろん、80年代や90年代にリアルタイムでは聴いていませんし、大学の頃に知ったばかりのミュージシャンでした。
この「Cafe Y Bar Ciencia Fictiona」というアルバムは、シンプルなピアノ演奏なので、長く飽きの来ないCDです。学生の頃からずっと聴いてます。
やっぱりシンプルなピアノの音ってすごく落ち着きますね。
Hugo Fattoruso – Botijas
ウーゴ・ファトルーソ
ウルグアイの首都、モンテビデオの音楽一家に生まれ育つ。幼少の頃からプロとして活躍。1969年にアメリカに渡り、伝統的なリズム”カンドンベ”を強調したバンドOPAを結成。その名をアメリカ大陸全土に知らしめる。80年代からは南米ツアーを繰り返し行い、トニーニョ・オルタ、アイルト・モレイラ、ジョイス、シコ・ブアルキ、ジャバンら数々のアーティストと共演。90年代からはブラジルのスーパースター、ミルトン・ナシメントのグループにキーボードとして在籍し、レコーディング、ワールドツアーにも参加。その後もウルグアイ、アルゼンチン、ブラジルと南米最大の音楽マーケットで常にトップ・アーティストとして活躍。