目次
ヘッドフォンで聴いているだけで、 ってしまいそうになるほど気持ちいい、洋楽ヒップホップ曲をご紹介します。あまり数多くなるとキリがないので、本当にマチガイナイ最高・極上トラックのみを厳選してご紹介します。
1. Common – Be
ベテランラッパー Common (コモン) のカニエ・ウエスト全面プロデューサーに迎え制作されたアルバム「Be」の冒頭を飾るオープニングトラック。元ネタは Albert Jones (アルバート・ジョーンズ) の「Mother Nature」。
Albert Jones – Mother Nature
2. Galactic – Hustle Up
Galactic – Hustle Up from Ron Winter on Vimeo.
生演奏ファンクバンド Galactic の Boots Riley をフィーチャーした超オシャレでマットなトラック。ミュージックビデオは円谷プロを思わせるマニアックな特撮もの怪獣ビデオ。マジでオシャレ。
Director: Ron Winter
Producer: Cody Ryder
DP: Aaron Wesner
Art: Ron Winter, Jacqueline Castel, Jin Gilbert, Lilah Montgomery
Costumes/Stylist: Kenny Hash
Animation: Ron Winter, Lessa Millet, Adam JohnsonLabel: Anti Records
Production Company: Greencard Pictures
3. Justice System – Summer In The City
こちらも生演奏ヒップホップバンドの Justice System (ジャスティス・システム) の真夏のシーズンをオシャレに盛り上げてくれる極上トラック「Summer In The City」。海へ行く車の中でガンガンに鳴らしたい!
4. Hocus Pocus – Smile
こちらはフランス産ヒップホップバンド、Hocus Pocus (ホーカス・ポーカス)。ファンクあり、アコースティックありのオシャレでハイセンスな極上トラックで人気の超売れっ子たち。生演奏バンド勢はやはり強い。
ヒップホップといえばアメリカがほとんどなので、フランス語のラップが聴けるのはもなかなか珍しく、新鮮。この「Smile」という彼らの代表曲は、コーラスとハーモニカが最高に気持ちいい!
5. The Roots – Do You Want More?!!!??!
そして、生演奏ヒップホップ・バンドとして決して語れずに通れない、The Roots (ザ・ルーツ)。ラッパーで中心人物である Black Thoughts (ブラック・ソーツ) やドラマー ?uestlove (クエスト・ラブ) など卓越したスキルを持つ超人たちが在籍する最強のヒップホップ・バンド。
6. A Tribe Called Quest – Award Tour
独特の声を持つラッパー Q-Tip (Qティップ) 率いる、アメリカの伝説のヒップホップグループ、A Tribe Called Quest (ア・トライブ・コールド・クエスト) 。「Can I Kick It?」「Electric Relaxation」など、ほかにも名曲が沢山ありますが、中でもこの「Award Tour」のトラックは一度耳にしたら離れない中毒性のあるメロディー。2006年に再結成。
7. House Of Pain – Jump Around
後にリンプ・ビズキットに加入するDJ Lethal (DJリーサル) が在籍したヒップホップグループの House Of Pain (ハウス・オブ・ペイン) 不朽の名曲「Jump Around」。
8. Gil Scott Heron – The Revolution Will Not Be Televised (1971)
この曲は外せませんね。ヒップホップという音楽・普及の起源とも言われている、ギル・スコット・ヘロンのリリカル・トラック。ポエムの域を出た社会メッセージ性の強いリリックは、たしかに後のヒップホップ文化に大きく影響を与えています。
9. LL Cool J – Around The Way Girl
ベテランラッパー LL Cool J のまだ若かりし1990年の名曲「Around The Way Girl」です。メロディアスでセクシーな大人のヒップホップ。
10. J Dilla – Time: The Donut Of The Heart
J Dilla – “Time: The Donut Of The Heart” from Scott McCambridge on Vimeo.
11. The Sound Providers – Autumns Evening Breeze
12. The Roots – Essaywhuman?!!!??! (Live At The Soulshack)
ザ・ルーツのバンドの掛け合いが聴ける、これぞホンモノのヒップホップ・トラック。極上の心地よさ。ぜひ、ライブ・バージョンで聴いていただきたいです。
13. Jay Z – Dead Presidents II
Jay-Zのクラシック的な名曲ですね。発表は1996年なので、もう20年以上も昔のトラックというわけですね。ポップで派手な今のジェイとは違って、ウェット、スムージーなこういうナンバーの頃もいいですね。
14. 2Pac – Bury Me a G
1996年マイク・タイソンの試合観戦後に銃弾に倒れ、わずか25歳で死亡。再来年、2016年9月13日には、なんと没後20年を迎える伝説のラッパー 2Pac (2パック) 。
2Pac の楽曲の中でもひときわセクシーなトラック「Bury Me a G」。2Pac のプロデューサーとして名を挙げた Dr. Dre も自身のソロで同じくサンプリングしている The Isley Brothers の「For The Love Of You」が元ネタ。このメロディー、本当に美しいですね。The Isley Brothers も目を付けたDr. Dreも本当にセンスいいです。
2パックの名前の由来
2パックの名前の由来は、インカ帝国の最後の皇帝トゥパック・アマルと、その2世から来ているらしい。
The Isley Brothers – For The Love Of You
15. LL Cool J feat. 112 – Down The Aisle
LL Cool J からもう一曲、大好きなバラード「Down The Aisle feat. 112」という曲。とにかくメロディーが美しい。
16. Dr. Rubberfunk featuring Sara J – Watch the Tables Turn
17. Thes One – Target
18. Oddisee – Right Side of the Bed
19. Steph Pockets – My Crew Deep
レゲエの神様ボブ・マーリーを父親に持つフィメール・ラッパー Steph Pockets(ステフ・ポケッツ)。日本でも人気の高いアーティスト。 彼女の代表曲である「My Crew Deep」。
この曲は、ステフ自身がプロデュースした日本のシンガー、AI の「LIFE」という曲のセルフカバー曲。日本語の歌詞だが、サビだけはオリジナルのそのままカヴァーになっている。2人は声質がとても似ているので、まったく違和感の無いカヴァーです。
20. Common – Resurrection
ジャズ・ピアニスト Ahmad Jamal (アーマッド・ジャマル) の「Dolphin Dance」のワンフレーズをセンスの良いループにサンプリングした Common (コモン) の有名すぎる代表曲「Resurrcution」。ピアノが心地よすぎますね。
Ahmad Jamal – Dolphin Dance
「Resurrcution」で使われているのは 2:54 あたり。