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90年代エモシーンにおける重要バンド Mineral (ミネラル) のバンド解散前のラスト作となった1998年のアルバム「EndSerenading」です。この後1999年にMineralは解散。「最後のセレナーデ」というアルバムタイトルがまさにバンドの最後を示しているかのよう。切ないアルバムだ。
この「EndSerenading」は、アルバム全体を通して非常に落ち着きがあり、ノスタルジックなメロディーなのが特徴。以前に紹介したMineralのデビュー作「The Power of Failing」では疾走感もあって、エモコアファンにもオススメなのだが、この「EndSerenading」に収録の楽曲は、聴けば聴くほど味が出る、というか良さがじわりじわりと染みてくる印象。ぼくの大好きな曲「Gjs」なんか、イントロが美しすぎて感動。そしてもちろん聴けば聴くほど好きになっていく。「SoundsLikeSunday」なんかも好きです。「Unfinished」なんてイントロだけでもう泣いちゃいそうになります…
まさにセレナーデといった静かで神秘的なバラードソングが満載の珠玉の名盤。エモ好きの中でも未だに人気の高い大傑作です。ぜひ一度は聴いてほしいです。