MURO天才DJの伝説的な初ソロアルバム作「PAN RHYTHM: Flight No.11154」(2000年作品)

MURO天才DJの伝説的な初ソロアルバム作「PAN RHYTHM: Flight No.11154」(2000年作品)

MURO天才DJの伝説的な初ソロアルバム作「PAN RHYTHM: Flight No.11154」(2000年作品)

DJ、プロデューサー、ラッパー、そしてデザイナーとしてその天才的センスを輝かせるヒップホップ・シーンの重要人物MURO。MUROのソロとしての初のフルアルバムがこの『PAN RHYTHM: Flight No.11154』という作品。とにかく名曲があまりに多い伝説的な名盤です。まさにマスターピース(=傑作)とはこのこと!本当に天才です。何を隠そう私、ヒップホップではMUROさんが一番好きなんです!

Tracklist

1. Intro(Get Ready For Turbulence)
2. Pan Rhythm
3. 11154
4. Bohemian
5. Castaway(GABRIELA ANDERS)
6. El Carnaval
7. Missing From The Studio
8. Hip Hop Band(BOO)
9. 病む街 pt.2(TWIGY,RINO)
10. Patch Up The Pieces(FREDDIE FOXXX)
11. Beat Stalker
12. Stealthy Footsteps(GORIKI)
13. The Vibe Obsession(ROY AYERS)
14. Lyrical Tyrants(DIAMOND,O.C.)
15. Jah Music(BOO)
16. Hall Of Farmer
17. Outro(Let’s Get The Hell Out Of Here)

楽曲紹介

Pan Rhythm

アルバムのタイトルトラック。ヒップホップでピアノをこんな使い方すると、こんなお洒落なんだ、って感動させられる1曲。

Bohemian

スリリングでドラマティックなストリングスがお洒落すぎて鳥肌がたつ名曲!映画のワンシーンのようなこのトラック、なんて贅沢。まさにワールドワイド!マジでカッコいいよ。

※YouTubeは全くの別ヴァージョンです。残念ながら動画が存在しませんでした。

El Carnival

シングルとして発売された名曲。夏のシーズンに聴けば最高のキラー・チューン。イントロの「ディギン、ディギン」というビートもすでにいいが、さらにメロディーが流れ始めたらもう恋に落ちてしまう。なぜ、こんなにカッコイイ曲がつくれるのー。どんなカーニバルよりもこの曲の方がテンション上がるよ。もうみんな一緒に酔っぱらっちゃおう。

Hip Hop Band

Stetsasonic (ステッツァソニック)というバンドの同名曲のカヴァー。このステッツァソニックは、なんと1981年にNYのブルックリンで結成された世界初のヒップホップ・バンドと言われています。さすがMUROです。目の付けどころがプロ!

とりあえずJ-POPをカヴァーしちゃう日本のナンセンスなラッパーたち、見習ってほしい。

病む街 Pt.2

TwigyとRinoをフィーチャーしての、Michrophone Pagerの名曲「病む街」のパート2。Michrophone Pagerの「病む街」もめっちゃ好き!

Lyrical Tyrants

海外ラッパーを迎えての完全なるワールドワイド作品。ベースの音がヤミツキになる真っ黒なトラックだ。マジでどれもお洒落だ。

Jah Music

MUROの盟友シンガーBOOを迎えてのこれまたお洒落なカヴァー曲。原曲はInner Circleというバンドの同名曲「Jah Music」。MUROがやってくれなかったら絶対に出会わなかったけど、こちらの原曲もすごく良いです。Higher Higher Higher〜!!