ミニマル電子音楽作品を数多く世に送り出している Type Records からリリースされたノイズのシャワーが降り注ぐ、謎の5曲入りEP「Something That Has Form And Something That Does Not (On (Reworked by Fennesz))」。
On
アーティスト名にある聞き慣れないユニット名 On とは、実験パーカッショニストのスティーブン・ヘス (Steven Hess) と、実験ギタリストのシルヴァン・ショボー (Sylvain Chauveau) からなるデュオだ。かなりマニアックな音楽を発信しつつも、ともに評価があり著名なアーティスト。
その2人が On として即興のセッションを録音した音源が、この「Something That Has Form And Something That Does Not」の起原となった。
フェネス (Fennesz) により完成された5曲
タイトルに(Reworked by Fennesz)とあるが、文字通り、坂本龍一などとのコラボで国内でも有名な、音響アーティスト、フェネス (Fennesz) が楽曲を蘇らせる。
On の2人の即興セッションが録音されたテープは、ラップトップ・ミュージシャンのフェネス (Fennesz) の手に渡り、楽曲が完成された。