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Owen – New Leaves (2009)
新作をリリースするたびにお気に入りが増えていくー。
Owen(オーウェン)の2009年のアルバム「New Leaves」です。
アートワークからしてスローで優しいメロディーが創造できるが、その期待をはるかに上回る美しい楽曲たちです。以前の記事でも紹介したお気に入りの4作目のアルバム「At Home With Owen」に負けじと今作ももちろん名曲ぞろいでしたね。
収録曲
1. New Leaves
2. Good Friends, Bad Habits
3. A Trenchant Critique
4. Never Been Born
5. Amnesia and Me
6. Brown Hair in a Birds Nest
7. Too Scared to Move
8. The Only Child of Aergia
9. Ugly on the Inside
10. Curtain Call
Owen – The Only Child of Aergia
Owen – New Leaves
Owen – Brown Hair In A Bird’s Nest
Owen について
Owen「One Of These Days」| 優しいピアノとアコギによる名曲 (2006年作品)
http://www.manicyouth.jp/owen-one-of-these-days/
シカゴ出身のシンガー。アコースティック・エモやスロウコアなどのジャンルに振り分けられる、その理由は、彼のルーツにひもづいています。
Owen こと、Mike Kinsella (マイク・キンセラ)。
彼は、何を隠そう元Cap’n Jazz という90代を代表する伝説的エモバンドの中心人物でした。このCap’n Jazzからは、The Promise Ring, Joan of Arc といういずれもエモを代表する2つのバンドが生まれています。そして、マイクは現在も Joan of Arc(ジョーン・オブ・アーク)の中核メンバーとして、活躍しているあまりにも有名な人物です。
Joan of Arc のボーカルは、彼の兄ティム・キンセラ。じつは、Joan of Arc においての弟マイクのパートはドラマーなのです。
ボーカリストとしてのデビューは、これもまた有名すぎるバンド American Football としてでした。1999年にリリースされた American Football の傑作アルバム『American Football』で、マイクは、その歌声を世に知らしめる事になりました。
American Football としてはこのわずか1作で終わってしまいましたが、その後、もっとも美しい新たなソロ・プロジェクトがはじまりました。
それが、この Owen でした。