Limp Bizkit のヴォーカリストであるフレッド・ダーストに見いだされたメロディアス・ヘヴィロックの番長的存在のバンド、Staind(ステインド)。その2003年発表作品「14 Shades Of Grey」です。「Price To Play」「How About You」「So Far Away」など、多くの名曲を収録している名盤。メロディアス・ヘヴィロックをやるバンドは、2000年前後、Staindを筆頭に本当に多く存在していたのだが、人気の続くバンドが少なかった。
ゴリゴリのヘヴィな楽曲と、うっとりするメロディアスな「歌」パートのバランスがいい。同じくStaindを絶賛していた Linkin Park(リンキンパーク)と同じく、サビがわかりやすいのでとても聞きやすく、親しみやすい。時にはガッツリヘヴィで強固な楽曲もあるのに、グロテスクな感じが一切感じない、アーロンの男らしい歌声がただただカッコイイ!!
ぼくは「How About You」のイントロが本当に好きなんですよ。もちろんサビも好き。こんなに綺麗で明るくて勇気の出る曲が、あったんだ!って思う。エモなどの美メロな洋楽が好きな人は絶対聴いてね。